2014年05月18日
多夢太郎の大ピンチ
いやぁ、まいりました

多夢太郎は今まで、数々のピンチを乗り越えてきましたが、
今回ばかりは、生命に関わる大ピンチに陥っております。

現在、多夢太郎は入院しております。
ここから先は、結構グロイ話も出てくるので、
そういうのが嫌いな方はご遠慮ください。
5月14日、仕事が休みだったネエネは、
ヒカタムをお風呂に入れることにしました。
天気も良いし、キレイになったら気持ちいいはず。
そう思って朝からワッシャワッシャ、ヒカタムを洗いました。
そしてその後、昼前ぐらいから妹と出かけました。
んで、夕方帰宅したら、何だか多夢太郎の様子が変。
背中を丸めて歩いています。
夕方の散歩に出ると、ほとんど歩きません。
散歩で歩かないことはよくあることですが、
いつも以上に歩かない。やっぱり変。
お風呂入って気持ち良くなるはずが、これでは逆。
風邪でも引いたかと思いました。
異変は夜訪れました。
寝る時間になるころ、
暑くもないのにハァハァと息遣いが荒くなりました。
何度も何度もトイレに通うけど、尿も便も出ません。
横になるけど苦しいらしく、すぐに立ち上がります。
そして移動して、また横になるけど、すぐ立ち上がる…を繰り返します。
絶対に変だと思い、そのまま多夢太郎と徹夜。
さする以外に手立てがありません。
翌日、かかりつけの獣医さんは休みでした。
でも、この異常事態を説明し、無理やり開けてもらいました。
エコー検査すると、どうやら今まで開いていた
会陰ヘルニアの穴とは別のところにもう一つ穴が開いていて、
そこに膀胱が入り込んでしまっていて、
尿はもちろん、膀胱がパンパンになって腸を圧迫し、
便も出なくなっている状況でした。
ネエネは午後から仕事だったため、
獣医さんに検査と、排尿・排便処置と、
一晩預かってほしい旨を頼みました。
翌日も午後から仕事だったので、朝一で様子を見に行きました。
獣医さんから詳しい話を聞くと、
前日の説明のように、穴が一つ増えていて、
そこに膀胱が入り込んでしまっていること。
尿道がねじれているか、折れてしまっていて尿が出にくいこと。
尿が膀胱に溜まりすぎると、腎臓に逆流して
尿の毒素が全身に回り(尿毒症)、生命の危機があること。
今できている穴以外に、さらに増える可能性があるため、
この病院では手術ができないこと。
手術をするには、もっと大きな病院に行く必要があること。
週に一回、専門の先生が来る病院を紹介できること。
ざっと、そんなことを話しました。
排泄処置をしてもらった多夢太郎は、
スッキリした顔をして、元気を取り戻していました。
それを見て一安心したアタシと獣医さんは、油断しました(^_^;)
多夢太郎を連れて帰って仕事に行きました。
この日は母が休みで家にいたため、
様子を見ていてほしい旨を頼みました。
昼間は爆睡していたようで、何の変化もなく。
夕方、起き出して水をがぶ飲み。
夕飯もペロッと食べたようでした。
しかしアタシが帰宅した10時半ごろ、
多夢太郎は再び背中を丸め、ハァハァと息遣いをし、
けなげにも玄関に迎えに来てくれました。
明らかに14日の夜と同じ。
徹夜を覚悟し、膀胱破裂などしないでくれと願いながら、
一晩を過ごしました。
この日、14日の夜と違ったのは、
何度もオナラみたいに肛門から空気が出ました。
そしてパンパンになった膀胱に押されるように、
肛門から腸が少し出てきており、
その部位から出血をしていました。
まぢで怖かったです。
このまま多夢太郎が死んでしまったら、
悔いても悔いきれない。
ガンバレ多夢太郎、朝一で病院連れてってやるから頑張れ!
そう願いながら、体をさすってやるしかなかったです。
朝一で獣医さんに連れて行くと、
めっちゃ混んでいました
順番を待っている間、パンパンになった膀胱から
チョロチョロと尿がこぼれ出し、待合室の床と椅子を汚しました。
ようやく順番になり、獣医さんに昨晩の様子を伝え、
「このまま自宅に置いておくと、排尿できずに死んでしまいます。
手術が決まるまで預かってください」とお願いしました。
昨夜の多夢太郎の苦しみがり方を見て、
ネエネ一家の心は決まっていました。
なるべく早い段階で手術してほしい。
この思いだけでした。
手術や入院費に、いくらかかるか、はっきり言って不安です。
もし100万を超したとしても、多夢太郎の命に代えられません。
前回の手術のときにも、数日入院しただけで、
多夢太郎は元気をなくす精神っぷり。
半月以上になる今回の入院に耐えられるかも心配です。
でも、家にいたら死は確実です。
獣医さんに、その思いを伝え、
転院先の先生にアポを取ってもらいました。
5月29日の朝十時に診察をし、
その日の午後には手術してもらえることが決まりました。
そして、今日は光の皮膚の診察の日だったので、
獣医さんに行きました。
もし面会できるなら、多夢太郎と会いたいと伝えると、
「今会うと、里心がついてしまって逆に可哀想です」と言われ、
会うことを断念しました。
それでも多夢太郎はアタシと光が来たことを分かったらしく、
看護婦さん曰く、今まで静かだったようですが
ピーピー鳴き出しました。
その声に光も「ハッ」としていました。
その声を振り切って獣医さんを後にし、帰宅。
夕方、光の散歩に行こうかと思っていた時間に、
獣医さんから連絡があり、
「転院先から書類が届いたので取りに来てほしい」とのこと。
手術前日から当日の注意事項の紙を渡されました。
前日夜9時までに食事を済ませること。
その後は、水以外のものは口にするのを禁止。
翌日は3時間前まで水を飲ませていいけど、
それ以降は禁止。
その他に持ち物なども書いてありました。
いろいろ不安を言えば尽きませんが、
昨秋、会陰ヘルニアを言い渡された時点で手術を決めていたら、
他に穴が開いて、また手術…を繰り返したと思います。
それを思えば、今回一回で済むので、逆に良かったかも。
手術と術後の経過が良好に行けば、
きっと元通りの多夢太郎に戻るはずと信じて、
ちょっとキツイけど、ネエネ一家は頑張っていきます!!
一部、この状況を知る方々から励ましの言葉をいただきます。
それがどれだけ心強いことか。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございます。

そういうのが嫌いな方はご遠慮ください。
5月14日、仕事が休みだったネエネは、
ヒカタムをお風呂に入れることにしました。
天気も良いし、キレイになったら気持ちいいはず。
そう思って朝からワッシャワッシャ、ヒカタムを洗いました。
そしてその後、昼前ぐらいから妹と出かけました。
んで、夕方帰宅したら、何だか多夢太郎の様子が変。
背中を丸めて歩いています。
夕方の散歩に出ると、ほとんど歩きません。
散歩で歩かないことはよくあることですが、
いつも以上に歩かない。やっぱり変。
お風呂入って気持ち良くなるはずが、これでは逆。
風邪でも引いたかと思いました。
異変は夜訪れました。
寝る時間になるころ、
暑くもないのにハァハァと息遣いが荒くなりました。
何度も何度もトイレに通うけど、尿も便も出ません。
横になるけど苦しいらしく、すぐに立ち上がります。
そして移動して、また横になるけど、すぐ立ち上がる…を繰り返します。
絶対に変だと思い、そのまま多夢太郎と徹夜。
さする以外に手立てがありません。
翌日、かかりつけの獣医さんは休みでした。
でも、この異常事態を説明し、無理やり開けてもらいました。
エコー検査すると、どうやら今まで開いていた
会陰ヘルニアの穴とは別のところにもう一つ穴が開いていて、
そこに膀胱が入り込んでしまっていて、
尿はもちろん、膀胱がパンパンになって腸を圧迫し、
便も出なくなっている状況でした。
ネエネは午後から仕事だったため、
獣医さんに検査と、排尿・排便処置と、
一晩預かってほしい旨を頼みました。
翌日も午後から仕事だったので、朝一で様子を見に行きました。
獣医さんから詳しい話を聞くと、
前日の説明のように、穴が一つ増えていて、
そこに膀胱が入り込んでしまっていること。
尿道がねじれているか、折れてしまっていて尿が出にくいこと。
尿が膀胱に溜まりすぎると、腎臓に逆流して
尿の毒素が全身に回り(尿毒症)、生命の危機があること。
今できている穴以外に、さらに増える可能性があるため、
この病院では手術ができないこと。
手術をするには、もっと大きな病院に行く必要があること。
週に一回、専門の先生が来る病院を紹介できること。
ざっと、そんなことを話しました。
排泄処置をしてもらった多夢太郎は、
スッキリした顔をして、元気を取り戻していました。
それを見て一安心したアタシと獣医さんは、油断しました(^_^;)
多夢太郎を連れて帰って仕事に行きました。
この日は母が休みで家にいたため、
様子を見ていてほしい旨を頼みました。
昼間は爆睡していたようで、何の変化もなく。
夕方、起き出して水をがぶ飲み。
夕飯もペロッと食べたようでした。
しかしアタシが帰宅した10時半ごろ、
多夢太郎は再び背中を丸め、ハァハァと息遣いをし、
けなげにも玄関に迎えに来てくれました。
明らかに14日の夜と同じ。
徹夜を覚悟し、膀胱破裂などしないでくれと願いながら、
一晩を過ごしました。
この日、14日の夜と違ったのは、
何度もオナラみたいに肛門から空気が出ました。
そしてパンパンになった膀胱に押されるように、
肛門から腸が少し出てきており、
その部位から出血をしていました。
まぢで怖かったです。
このまま多夢太郎が死んでしまったら、
悔いても悔いきれない。
ガンバレ多夢太郎、朝一で病院連れてってやるから頑張れ!
そう願いながら、体をさすってやるしかなかったです。
朝一で獣医さんに連れて行くと、
めっちゃ混んでいました

順番を待っている間、パンパンになった膀胱から
チョロチョロと尿がこぼれ出し、待合室の床と椅子を汚しました。
ようやく順番になり、獣医さんに昨晩の様子を伝え、
「このまま自宅に置いておくと、排尿できずに死んでしまいます。
手術が決まるまで預かってください」とお願いしました。
昨夜の多夢太郎の苦しみがり方を見て、
ネエネ一家の心は決まっていました。
なるべく早い段階で手術してほしい。
この思いだけでした。
手術や入院費に、いくらかかるか、はっきり言って不安です。
もし100万を超したとしても、多夢太郎の命に代えられません。
前回の手術のときにも、数日入院しただけで、
多夢太郎は元気をなくす精神っぷり。
半月以上になる今回の入院に耐えられるかも心配です。
でも、家にいたら死は確実です。
獣医さんに、その思いを伝え、
転院先の先生にアポを取ってもらいました。
5月29日の朝十時に診察をし、
その日の午後には手術してもらえることが決まりました。
そして、今日は光の皮膚の診察の日だったので、
獣医さんに行きました。
もし面会できるなら、多夢太郎と会いたいと伝えると、
「今会うと、里心がついてしまって逆に可哀想です」と言われ、
会うことを断念しました。
それでも多夢太郎はアタシと光が来たことを分かったらしく、
看護婦さん曰く、今まで静かだったようですが
ピーピー鳴き出しました。
その声に光も「ハッ」としていました。
その声を振り切って獣医さんを後にし、帰宅。
夕方、光の散歩に行こうかと思っていた時間に、
獣医さんから連絡があり、
「転院先から書類が届いたので取りに来てほしい」とのこと。
手術前日から当日の注意事項の紙を渡されました。
前日夜9時までに食事を済ませること。
その後は、水以外のものは口にするのを禁止。
翌日は3時間前まで水を飲ませていいけど、
それ以降は禁止。
その他に持ち物なども書いてありました。
いろいろ不安を言えば尽きませんが、
昨秋、会陰ヘルニアを言い渡された時点で手術を決めていたら、
他に穴が開いて、また手術…を繰り返したと思います。
それを思えば、今回一回で済むので、逆に良かったかも。
手術と術後の経過が良好に行けば、
きっと元通りの多夢太郎に戻るはずと信じて、
ちょっとキツイけど、ネエネ一家は頑張っていきます!!
一部、この状況を知る方々から励ましの言葉をいただきます。
それがどれだけ心強いことか。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございます。

Posted by ネエネ at 22:43│Comments(6)
│動物病院
この記事へのコメンちゅ
タムくん!手術も入院も辛いけど早くよくなって。。元気なタムくんの可愛い笑顔を見せてね!
頑張れ!タムくん
頑張れ!タムくん
Posted by ミントママ at 2014年05月19日 08:32
★ミントママさん( ^^) _旦~~
ありがとうございます!
きっと元気になって、戻ってきてくれます。
入院生活でオトナにもなるでしょう(笑)。
ありがとうございます!
きっと元気になって、戻ってきてくれます。
入院生活でオトナにもなるでしょう(笑)。
Posted by ネエネ
at 2014年05月19日 10:26

大人の階段のぼるぅータムくん!一匹で大人ならないでー!ミントをおいてかないでー(笑)
Posted by ミントママ at 2014年05月19日 12:24
★ミントママさん( ^^) _旦~~
いやぁ、逆に物凄い甘ったれにもなる気がするよ…(苦笑)。
いやぁ、逆に物凄い甘ったれにもなる気がするよ…(苦笑)。
Posted by ネエネ
at 2014年05月19日 23:09

ネエネさん、ご無沙汰してます。
胸が痛くなります。
多夢くん、頑張れ~。入院生活は寂しいけど、負けないで~。
ネエネさん、心中察します。手術が成功して、順調に回復して元気な多夢くんに戻れるように祈ってます。頑張ってください。
胸が痛くなります。
多夢くん、頑張れ~。入院生活は寂しいけど、負けないで~。
ネエネさん、心中察します。手術が成功して、順調に回復して元気な多夢くんに戻れるように祈ってます。頑張ってください。
Posted by 蘭ママ at 2014年05月25日 09:54
★蘭ママさん( ^^) _旦~~
ご心配おかけしております。
先日、やはり光の皮膚の診察で行ったら、
預けたときにはワイン色の尿だったのが、
濃い濁った黄色にまで戻ってきているとのこと。
血液検査でも、肝臓・腎臓の数値が随分改善され、
この調子なら手術も問題なくしていただけるだろうとのことでした。
容態急変などせず、このまま29日が迎えられることを祈るばかりです。
またこちらの記事で、詳細をお知らせしますね。
応援ありがとうございます。
ご心配おかけしております。
先日、やはり光の皮膚の診察で行ったら、
預けたときにはワイン色の尿だったのが、
濃い濁った黄色にまで戻ってきているとのこと。
血液検査でも、肝臓・腎臓の数値が随分改善され、
この調子なら手術も問題なくしていただけるだろうとのことでした。
容態急変などせず、このまま29日が迎えられることを祈るばかりです。
またこちらの記事で、詳細をお知らせしますね。
応援ありがとうございます。
Posted by ネエネ
at 2014年05月26日 01:00

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